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Nreal AirとColeman インフィニティチェアで優勝出来る

最近知ったんだが、「〜〜で優勝できる」に相当する表現は英語だと "FTW(For the win)" になるらしい。つまりこの記事のタイトルは The combination of Nreal Air and Coleman Infinitiy Chair FTW になるだろう。英語で書く意味は特に無いが、仕事で英語のドキュメントをひたすら書いているので、英語のいいかんじのタイトルを考えるのがクセになってしまっている。

Nreal Air を買った

Nreal Airとコーヒー。これもやはり優勝できる。相関関係はない。

最近、Nreal Airというサングラス型のARデバイスを買った。40000円ぐらいで結構お高いのだが、ビックカメラのポイントがあったのでつい買ってしまった。というのは嘘で、ポイントは2000円しかなかった。純然たる衝動買いだ。最初はKikitoあたりで借りればいいかなと思ってたのだが、なんかレビュー見てたら普通に仕事用で使えそうな雰囲気があったので買ってしまった。

www.nreal.jp

Coleman インフィニティチェア

Coleman インフィニティチェアで仕事をするtsuemura氏
Coleman インフィニティチェアで仕事をするtsuemura氏

ところで、タイトルにもあるColemanのインフィニティチェアはこれもまたすごく良いアイテムで、平たく言うとものすごく折り畳めるしものすごくリクライニングできるキャンプチェアだ。しかし、キャンプ用品に位置づけられてはいるものの、とてつもなく重い&かさばるで、キャンプ用品としての運用はしていない人が多いと思われる。もっぱら自宅でリラックスする運用をしている人が多いだろう。

自分はチェアの肘置きのところに台を置いてリクライニングしながら仕事していたのだが、ディスプレイを見ようとすると首が下を向いてしまって酷い首コリになってしまい、結局しばらく仕事用には使っていなかったのだ。

ec.coleman.co.jp

貴重な優勝シーン

Nreal Airをつけると目線を無理にラップトップのディスプレイに合わせなくていい

ここでNreal Airの登場である。自撮りしている&サングラスをかけてる関係で微妙に分かりにくいかもしれないが、ディスプレイの方を見ず、虚空を見ているのが分かるだろうか。この状態で、目線の先にディスプレイが投影されている。

目線を無理にディスプレイに合わせなくても、常に正面にディスプレイが投影されている状態なので無理がない。プロジェクターで天井付近に画面を投影しているイメージと言えば分かりやすいだろうか。ラップトップ側のディスプレイをミラーリングして使っているので、ラップトップ側は逆に何も映していない(輝度を最低にしているだけ)。

また、まだβ版でちょこちょこ不具合に当たるのであまり使うことはないが、M1 Mac用の "Nebula for Mac" というARソフトがある。これを使うと画面の数を3枚に増やしたり、画面の大きさや遠さを調整できる。

Nreal Airの良さ

ディスプレイの物理的な制約が無くなったのが非常に大きい。ディスプレイアームを用意したりしなくても適切な位置にディスプレイがある。外出先で使ったことはないが(多分今後も使うことはないだろう、目立つし)、新幹線の中など限られたスペースでカチャカチャやりたいときに便利だと思う。

おれはデスクで作業するのが苦手で、最近自宅の作業机を同僚に売ってしまった。それ以来自宅の適当なところにちゃぶ台を置いたり、あぐらをかいて足の上にクッションを置き、その上にラップトップを置いたりしていたのだが、どれもやはり首が疲れる。ラップトップデバイスの構造上、キーボードの位置とディスプレイの位置は常にトレードオフになる。Nreal Airはこれを解消する。

そして、上述のようにインフィニティチェアとの相性が最高である。これなしでは生きられなくなってしまった。

Nreal Airの良くなさ

Zoomなどを使ったオンライン会議では画角が大変なことになる。相手にも当然失礼なので、会議中は基本使わないようにしている。まあ、ラップトップのディスプレイを使うだけなので別に大した問題ではない。

Zoom会議でこういう画角になる。知人から「難病患者のようだ」と言われた

画質はそこそこ。それなり。Retinaと比べると全然足りないし、6と8の区別が難しかったり、ダークモードになると致命的に見えない。もともとライトモード派なのであまり違和感はなかったが、開発者向けツールはみんなデフォルトでダークモードになっていることが多いので辛いときがある。このへんはAR/MRデバイスあるあるというか、現実世界の背景が透過されてるのが問題なので、付属の目隠しで完全に覆ってしまえばなんとかなる場面も多い。あと、前述のARソフト "Nebula for Mac" を使うと画面が拡大できるので、画質の問題はかなり改善される。

有線デバイスなのでちょっとケーブルの取り回しが不便なことがあるのだが、無線にして遅延がひどくなったり画質が悪くなったりするよりは圧倒的にマシなので、ここは割り切っている。延長ケーブルを買うぐらいはしてもいいかもしれない。

総評

買ってよかった。もう一つ、Grabshellというコントローラー型のキーボードを予約しているので、これが届いたら完全に机が要らなくなる。もっと優勝させてほしい。

grabshell.io